RPM sports メタルグリッパー

どーも、握力マニアの黒ココアです。

握力、鍛えてますか?

ご存じの通り、握力を本格的に鍛える場合はグリッパーが効果的です。

そして本格的に鍛える場合はCOC「キャプテンズオブクラッシュグリッパー」が有名ですね。

しかしCOCのグリッパーは少し高くて手が出しずらいというパターンもあるかもしれません。

そこでお勧めなのがRPM sportsのメタルグリッパーです。(以降、RPMグリッパーに略)


Amazonで売ってます。

強度は以下のラインナップがあります。

level.1 ピンク 50lb(22.68kg) 以降RPM50
level.2 パープル100lb(45.36kg) 以降RPM100
level.3 ブルー 150lb(68.04kg) 以降RPM150
level.4 レッド 200lb(90.72kg) 以降RPM200
level.5 ブラック250lb(113.4kg) 以降RPM250
level.6 シルバー300lb(136.08kg) 以降RPM300
level.7 ゴールド350lb(158.76kg) 以降RPM350

ちなみに閉じるためには表示強度ほどの握力は必要ありません。
かなり大げさな表示強度になっています(特にlevel.5~7)

握力を鍛えてない一般人に強度を聞かれたときは表示強度を言ってやりましょう。
きっと「まじか!すげぇ!!」となるはずです。
そして「まぁ、そんなにいらないんだけどね」と言ってやりましょう。

さて、7種類の強度ラインナップがあります。
どれがいいのか、そもそもRPMグリッパーはどんなグリッパーか。
全ての強度を揃えて、なおかつlevel.7まで全て扱える私がCOCグリッパーと比較して以下のメリットを考察しました。

メリット1.値段が安い
2021年時点でCOCグリッパーが一本2500円~3000円の間ですが、このRPMグリッパーは一本1500円です。
1000円以上安いです。
1000円浮けば旨い飯が食えますね!

それに上級者の場合は個体差ガチャ(同じ強度でも自分の好きな個体差の強度が出るまで買う)
をやる場合でもこの値段であればCOCよりハードルは低いです。

メリット2.カラフル
COCグリッパーは強度表示がハンドル底の刻印部分のみですが、RPMグリッパーは7種類のカラフルな色分けで見分けることが出来ます。
パッとみて一瞬で強度が分かります。
そのためよりスムーズに握力トレーニングを行うことが出来ます。
そして、トレーニングしない日でもカラフルなのでオブジェとして飾ってても綺麗ですね。

 

メリット3.ちょどCOC強度の穴を埋めてくれる
メジャーであるCOCグリッパーのNo2以上のレベルを攻略するとなると、なかなか各レベルの強度差に苦しむことも多いです。(私もです)
そこでこのRPMグリッパーを買えば、うまい具合にそれぞれの強度差を埋めてくれたりします。
以下がその例です。

・RPM150はCOC.No1.5より少し柔らかいのでCOC.No1とCOC.No1.5の間を埋めてくれる。
・RPM200はCOC.No2より少し柔らかいのでCOC.No1.5とCOC.No2の間を埋めてくれる。
・RPM250はCOC.No2.5より少し柔らかいのでCOC.No2とCOC.No2.5の間を埋めてくれる。
・RPM300はCOC.No3より柔らかいのでCOC.No2.5とCOC.No3の間を埋めてくれる。
・RPM350となると急に硬くなってCOC.No3.5と同等、もしくは少し硬くなるのでCOC.No3.5とCOC.No4の間を埋めてくれる。

もちろんCOCとRPM双方に個体差があるので必ずしも上記の法則が当てはまるとは限りませんが…
今閉じれるグリッパーと次の強度のグリッパーの強度が離れすぎていると感じる場合は上記を参考に購入を検討してみて下さい。

メリット4.幅が狭い
COCグリッパーと比較するとRPMグリッパーは幅が狭いです。
そのため欧米人やヨーロッパ人と比較して手が小さい傾向にある日本人には握りやすくなってます。
幅が狭く、握りやすいのに強度はシッカリ硬い! 手が小さい人には嬉しいグリッパーです。

メリット5.ハンドルの直径がちょっと細い
COCグリッパーのハンドルの太さが直径19㎜なのに対して、RPMグリッパーのハンドルの太さは直径18.2㎜です。
わずか0.8㎜の差ですが、手の小さい日本人にはこの微妙な細さが握りやすいです。
それに加えハンドルが細いということはCOCグリッパーよりもわずかに深く握りこめるのでトレーニングとしても効果が期待できます。

メリット6.スプリングが錆びない
COCグリッパーはスプリングが鋼で出来ているので錆びます。
湿度の高い所で放置してるとめっちゃ錆びます。
定期的に機械油で拭いてあげる必要があります。

しかしこのRPMグリッパーはスプリングがステンレスで出来ている上に表面をコーティングしているため、錆びようがないです。
しばらく使わない時でも安心して放置できますね。

一方デメリットを上げるとすると

デメリット1.個体差が大きい(かもしれない)
私はまだ一本づつしか持っていませんが、おそらくCOCグリッパーと比較すると各強度の個体差は大きいのではないかと思われます。
同じ強度設定があるHGシリーズもCOCグリッパーと比べると個体差は大きかったです。
しかし、逆に個体差が大きいということは思いもよらないジャスト強度の個体を引く可能性もあるということなので必ずしもデメリットとは言えないかもですね?

デメリット2.表面処理が剥がれると目立つ
ハンドルがカラフルな表面処理ですが、下地はアルミなので表面が剥がれると白い銀色の下地が見えます。
特に黒はもろに傷が目立ちますね。
個人的にはトレーニング器具は使ってナンボなので、ぼろぼろになったグリッパーはカッコいいと思いますが
気になる人には気になるかもしれません。

デメリット3.まだ少しマイナー
COCグリッパーに比べると知名度はまだ浅いです。
ゴールドを閉じた!と言ってもあまり凄さが伝わりませんがCOC.No3.5を閉じた!と言えば「すげぇ!」となります。
これから認知度は上がるかもしれませんが、私はあくまで完全なトレーニング用と考えています。

 

以上、安くてCOCグリッパーとはまた少し違う魅力のあるRPMグリッパー
トレーニング用としては勿論、コレクション用としてもお勧めです。